■痛風ってどんな病気!?
よく「風が吹いても痛い」と表現される痛風ですが、実際は
どのような病気、症状なのでしょう。まず、痛風とは関節炎
の一種です。高尿酸血症によって、結晶化した尿酸が、関節
に析出したことに対する炎症反応です。ですから、高尿酸血症
が痛風の原因であることは間違いありません。
しかし、実のところ原因の完全な究明には至っていません。
というのも、高尿酸血症の患者で、実際に痛風をおこすのは、
ほんの一部の患者にすぎないからです。そこで、高尿酸血症
から痛風へ直結するのではなく、何らかの別の要因が媒介して
いる可能性もあります。
実際、高尿酸血症の治療薬によって急激に尿酸値が低下した
ときに発症することもあり、まだ治療法の確立には至って
いません。日本における痛風の治療は、尿酸値を下げる薬に
よる処方が一般的ですが、アメリカでは尿酸値を下げるような
治療はしません。
そして発症ですが多くは足の親指の第二関節に症状が出ること
が多く報告されています。これは、尿酸は体温の低い部位に
析出するためと考えられています。放っておくと、次第に足先
から足関節、ひざ関節へと進行し、発作のたびに痛みは増して
いくそうです。
痛みは、常時感じるのではなく、炎症が起きたときに発作的に
感じます。その発作の痛みは、骨折の痛み以上といわれ、非常
に苦痛を伴います。このため冒頭で痛風の名前の由来を「風が
吹いても痛いから」と紹介しましたが、一説には「痛みが風が
吹くように全身を移動するから」とも言われています。
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