■痛風=ぜいたく病と呼ばれるわけ


   痛風=ぜいたく病、とよく言われます。これはどうしてでしょう。
   痛風の原因物質は尿酸です。本来、尿酸はだれもが血液中に持って
   いる物質です。ところが、暴飲暴食や運動不足などが蓄積される
   ことで尿酸が増えるのです。尿酸は体内細胞の老廃物で、おもに
   プリン体という物質が体内で分解されるときに老廃物として産出
   されます。

   中でも特に尿酸値を高める食品(プリン体を多く含む食品)が、
   アルコール類やアン肝、白子、えびなどのぜいたく品なのです。
   逆に穀物類やイモ類、海藻類などは尿酸値をあまり高めません。
   この辺りが、痛風=ぜいたく病といわれる所以なのではないで
   しょうか。

   通常、体内で産出させる尿酸と、排出される尿酸の値はほぼ同じ
   なので、尿酸値が上がることはありません。ところが、ぜいたく
   品に含まれるプリン体の摂取量が多くなると、当然尿酸の産出量
   も増えます。そうすると、排出量を上まってしまい、徐々に体内
   に蓄積されていきます。こうして痛風へと進んでいくのです。
   アルコール類にプリン体が多く含まれると言いましたが、中でも
   ビールには特にプリン体が多く含まれています。

   ビールにプリン体が多いことは「プリン体カット」とパッケージ
   で謳っているビールが販売されていることからも、もはや常識
   となりつつあります。またアルコール類は、それ自体にプリン体
   を多く含むだけでなく、尿酸の排泄機能を低下させるとも言われ
   ます。適度なアルコールは体にいいといわれますが、ちなみに
   適量とは、ビールで約500mlだそうです。皆さんは適量ですか?

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