■痛風にかかる動物


   最近は、人間と同じような病気にかかるペットが多く見れます。
   特に犬や猫などは、室内で人間と寝食をともにし、中には人間
   と同じものを食べているペットも少なくありません。肥満や
   高血圧、糖尿病など、いま動物病院にはこうした病気で来院す
   るペットが後を経ちません。これもひとえに、人間がペットを
   甘やかし、贅沢をさせた結果といえます。

   では、贅沢病の代名詞「痛風」にかかるペットはいるのでしょ
   うか。実のところ、痛風にかかる犬猫はほとんどいません。
   唯一、痛風にかかるペットといえるのは、鳥くらいなのです。
   しかし、鳥の場合、贅沢病とは少し違うようです。単に年齢
   やその他の疾患などの理由から腎臓の機能が低下し、排泄機能
   が低下いしたことが原因であることがほとんどです。暴飲暴食
   している鳥ってなかなか見ませんからね。

   また鳥の場合は、人間のように苦痛を訴えることはありません
   から、飼い主が気づいてあげなくてはなりません。ほとんどは
   足の関節が腫れて痛がる仕草をみせることで発覚します。とこ
   ろが、人間同様、腫れが気になるころにはかなり症状は進行し
   ているので、相当痛いはずです。そのうちに立っていられなく
   なり、うずくまってしまいます。左右の足の太さが違ったり、
   不自然に片足をあげたりしたら、気をつけてあげてください。

   治療は人間と同様、消炎鎮痛剤やアロプリノールという、尿酸
   生成を抑える薬があります。ただし、先に言ったとおり犬猫に
   痛風はあまり見られないことから、全ての動物病院にこの薬が
   置いてあるわけではありません。獣医さんに相談してみて下さい。

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