■スポーツと痛風の関係


   ソクラテス、アレクサンダー大王、ニュートン、ダーウィン、
   ミケランジェロ、チャーチル、これら世界の偉人が悩まされた
   のが痛風です。このように王侯、貴族、時の権力者に多く見ら
   れたので別名、贅沢病と呼ばれます。日本でも戦前はほとんど
   見られなかったが戦後の経済発展とともに痛風患者も増えました。

   そんな痛風ですが、実は詳しいメカニズムはよく分かっていま
   せん。尿酸値が関係しているらしいことは間違いないのですが、
   どのきっかけで、どのタイミングで症状として現れるかが、
   はっきりしないのです。そんな中、発症の原因を示唆する言葉
   があります。それは、「痛風発作は大事なときほどおきやすい」
   そして「激しい運動は痛風を招く」です。「痛風発作は大事なと
   きほどおきやすい」とは、ストレスが原因であることを指します。

   現に、本場所中の関取や試合を控えたプロ野球選手が突然痛風
   を発症することはよくあります。「激しい運動は痛風を招く」
   とは、運動による体内の水分の減少が原因であることを指します。
   運動をして汗をかけば、体内の水分量は減少します。しかし、
   体内の尿酸の量は変わりませんから、結果として尿酸の濃度が
   上がることになります。スポーツ選手に痛風で悩む人が多いのは、
   これら2つのことが関係しているようです。決して贅沢だけが
   原因ではないようです。

   そしてもう一つ、スポーツの後のビール、これは最悪です。
   ただでさえ水分が減少し、尿酸濃度が上がっているところに、
   さらに尿酸の元を注ぐわけですから。おまけにビールの持つ
   利尿作用で、さらに水分を失われてしまいます。スポーツの
   後のビール、これは厳禁です。

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