■痛風によってできるコブ


   痛風発作があっても、まさか自分が痛風になるわけない、
   と治療を怠っていると、尿酸が結晶となって関節や軟骨の
   周辺、腱や皮下組織などに沈着してコブ状の肉芽腫組織を
   つくります。これを痛風結節といいます。ただし、発作後
   すぐにできるのではなく、痛風結節ができるのは数年後です。

   このコブができやすいのは、痛風の発症箇所と同様、体温
   の低いところにできます。足の親指付け根の関節のほか、
   耳たぶやひじ関節の後ろ側、ひざの皿の表面やくるぶしなど
   にもできます。コブの大きさはさまざまで、小豆くらいの
   大きさから、時にはリンゴくらいの大きさの結節もあります。
   この痛風結節自体には特に痛みはないので、最初は気にし
   ない人もいます。

   ところが、尿酸値を高いままにしておくと結節はだんだん
   大きくなっていき、関節が変形したり、上手くその関節を
   動かすことができなくなります。こうなると、薬で散らす
   ことは難しく、外科手術で切除しなくてはなりません。
   そして痛風患者の約2割に腎臓結石が発症します。この石
   で尿管が狭くなり、排尿時に激痛が走ります。この痛みは
   耐えがたいものだそうです。ここで適切な治療が行われな
   いと、腎機能が低下し、尿酸の排泄機能が低下し、さらに
   痛風を悪化させます。

   小さな結石であれば、大量の水分を摂取して、尿と一緒に
   押し流すことができます。結石が出てしまえばとくに他の
   治療の必要はありません。しかし大きい尿酸結石は、体外
   から超音波を直接あてて細かく砕き、その後、尿とともに
   体外に流し出します。

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