■痛風とストレス


   痛風の原因として、まず考えられるのは、暴飲暴食や運動不足
   などですが、原因はそれだけではありません。暴飲暴食が痛風
   の元であることは間違いありませんが、必ずしもすべての人が
   痛風を発症するわけではありません。

   症状として実際に発症するには、発症を誘因する、別の「何か」
   があると考えられていました。研究の結果、現在その1つとして
   考えられているのが、「ストレス」です。ストレスを長期間に
   わたって受けることで、血中尿酸値が高くなる傾向があることが
   分かってきたのです。ストレスを長期間感じていると、尿酸の
   排出がうまくいかなくなり、結果として尿酸値が上がるのです。

   また、痛風の発作も、感じているストレスが高ければ高いほど、
   起こる確率は高くなっています。もう1つ、発症を誘因するもの
   として、「性格」も重要視されています。これはストレスと
   密接な関係にあるのですが、要は物事を深く考えてしまったり、
   責任感が強すぎたり、我慢しすぎる人は、ストレスを感じやすく、
   痛風を発症しやすいのです。

   ですから痛風の治療として食生活の改善をすることはもちろん
   第一ですが、あまりストレスを受けないような生活をすること
   も大事です。手軽にストレスを解消するにはいくつか方法が
   ありますが、その1つが運動です。適度な運動は、気持ちと体を
   リラックスさせてくれます。

   そして、もう1つ、ストレス解消法としては、ゆっくりと呼吸
   することです。仰向けになって寝て、ゆっくりと息を吸い、
   ゆっくりと吐き出します。このとき、悩みなどを洗い流すよ
   うなイメージで行います。これは実際の心理カウンセリング
   でも行われている方法で、非常に効果的です。

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